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格安航空券で行けるおすすめ温泉地5選!コスパ抜群&アクセス良好な癒し旅ガイド

「温泉旅行=高い」というイメージ、なんとなくありませんか?
たしかに、交通費に宿泊費、食事まで含めるとそれなりにコストはかかるもの。でも最近は、LCC(格安航空会社)の普及や旅行サイトの充実によって、以前よりずっとリーズナブルに温泉旅が楽しめるようになってきています。

特に注目したいのが、「格安航空券を活用して行ける温泉地」。
国内には、飛行機1本でアクセスできるのに、比較的リーズナブルで、しかも泉質や雰囲気に定評のある温泉地がいくつも存在します。ちょっとした週末や1泊2日の休みでも、飛行機を使えば“非日常の癒し空間”に一気にワープできるんです。

とはいえ、「安く行ける温泉地」って何を基準に選べばいいのか分からない人も多いはず。
そこで今回は、「交通費を抑えやすい」「LCCの直行便がある」「宿泊価格が比較的安め」「温泉地としての魅力も申し分なし」といった観点から、LCC利用でコスパよく行けるおすすめ温泉地を5か所厳選してご紹介していきます。

この記事を読めば、あなたの次の温泉旅先がぐっと身近に、しかもおトクに感じられるはずです。

おすすめ温泉地①|登別温泉(北海道)〜LCCで行ける“硫黄の名湯”

北海道を代表する名湯・登別温泉は、札幌から車で約1時間半、新千歳空港からもアクセス良好な温泉地です。
特に注目したいのが、地獄谷から湧き出る硫黄泉や鉄泉など、10種類以上の泉質が集まる“温泉のデパート”と言われるその湯の多彩さ。美肌や冷え性、筋肉痛など、幅広い効能が期待できるため、リピーターも多い人気のエリアです。

そして、何よりの魅力は「LCCで手軽に行ける」ということ。
PeachやJetstarなどのLCCは、成田・関西・中部空港など主要都市から新千歳空港まで多数の便を運航しています。タイミング次第では片道5,000円以下で航空券が手に入ることもあり、温泉旅行がぐっと身近になります。

また、登別温泉には日帰り入浴可能な施設も多く、宿泊せずに観光+温泉を楽しむスタイルも可能。札幌との組み合わせで1泊2日旅にもぴったりです。

宿泊費についても、ハイクラスの温泉宿からリーズナブルな民宿まで幅広く、シーズンや早割を活用すれば1泊1万円以下で宿泊することも十分に可能です。

大自然の中で、湯けむりに包まれながら北海道の空気を味わえる——
そんな非日常体験を、LCCを使えば意外と手軽に実現できてしまいます。

おすすめ温泉地②|別府温泉(大分県)〜街全体が湯けむりに包まれる名所

九州・大分県に位置する別府温泉は、全国屈指の湧出量を誇る温泉地で、8つの泉質エリア(通称「別府八湯」)に分かれているのが特徴です。
とにかく湯の量が圧倒的で、街のあちこちから湯けむりが立ち上る光景は、まるで“温泉の都”に足を踏み入れたかのような感覚になります。

そんな別府も、LCCの利用でぐっと行きやすくなっています。
成田空港や関西空港からはJetstarが大分空港へ直行便を運航しており、航空券はセール時に5,000円台〜と非常にリーズナブル。空港から別府市街地まではバスで約40分程度と、アクセスも良好です。

別府温泉のもう一つの魅力は、「温泉の入り方の多様性」。
定番の露天風呂や貸切風呂はもちろん、泥湯・砂湯・蒸し湯・足湯・地獄蒸し料理など、他では味わえない体験が詰まっています。温泉初心者でも楽しめる要素が多く、ひとり旅・カップル旅・友人同士など、どんなスタイルでも対応可能です。

宿泊施設も豊富で、温泉付きのビジネスホテルやゲストハウスなら1泊5,000円前後から泊まれるのも魅力。
「安いけど泉質は妥協したくない!」という方に、まさにぴったりの選択肢です。

おすすめ温泉地③|指宿温泉(鹿児島県)〜砂むし風呂で心も体もデトックス

鹿児島県の南端、薩摩半島に位置する指宿(いぶすき)温泉は、「砂むし温泉」で全国的に有名なユニークな温泉地です。
専用の浴衣を着て、温かい砂に体を埋める“砂風呂”は、血行促進やデトックス効果が期待でき、まさにここでしか体験できない極上のリラクゼーション。健康志向の方や女性にも人気があります。

LCCを活用すれば、指宿への旅も十分現実的です。
成田空港からはPeachが鹿児島空港まで運航しており、航空券もセール時には片道5,000〜6,000円程度で購入可能。鹿児島空港からは指宿方面行きのバスやレンタカーでの移動がおすすめで、移動時間は約2時間程度です。

温泉地としては観光要素も多く、指宿駅周辺には名物の足湯やレトロな温泉施設が点在しています。さらに少し足を延ばせば、開聞岳や長崎鼻といった自然景勝地も楽しめるため、温泉+観光のバランスも抜群。

宿泊費も全体的に良心的で、砂むし風呂付きのプランでも1泊1万円前後の旅館が多数。
特に春や秋は気候も穏やかで、温泉と海風を同時に楽しめる贅沢な旅が叶います。

「ただお湯に入るだけじゃ物足りない」「身体ごと癒されたい」そんな人には、指宿の砂むし風呂はぜひ一度体験してほしい名湯です。

おすすめ温泉地④|道後温泉(愛媛県)〜歴史ロマンと町歩きを楽しむ温泉旅

愛媛県松山市にある道後温泉は、「日本最古の温泉」として知られ、3000年の歴史を誇る由緒正しい温泉地です。
古き良き情緒漂う街並みと、明治時代から続く木造建築「道後温泉本館」は、まさに日本の温泉文化そのもの。歴史好きな人や、ゆったりとした町歩きが好きな人には特におすすめの場所です。

LCCを利用すれば、松山空港へは成田空港からPeachが直行便を運航しており、通常期で片道6,000円台〜、セール時にはさらに安くなることもあります。
松山空港から道後温泉までは路面電車で約30分ほど。アクセスもスムーズで、移動の負担が少ないのが魅力です。

道後の街はコンパクトにまとまっていて、徒歩圏内に観光スポットや飲食店、足湯などが集まっているのもポイント。
温泉街の中心には無料の足湯が点在し、旅の合間に気軽にひと休みできるのも、忙しい会社員にはうれしいところです。

宿泊施設も、老舗旅館からカジュアルなホテルまで幅広くそろっており、素泊まりなら1泊5,000〜6,000円台の宿も充実。
朝は市場でとれたばかりの鯛めしを味わい、夜はライトアップされた温泉本館を眺める——そんな旅の1シーンが、きっと記憶に残るはずです。

「温泉も観光もグルメも、ちょっと欲張りたい」人にとって、道後温泉はそのすべてをバランスよく満たしてくれる名所です。

おすすめ温泉地⑤|熱海温泉(静岡県)〜思い立ったらすぐ行ける“新定番”

「時間がないけど、温泉で癒されたい」
そんなときにぴったりなのが、東京から新幹線でわずか約45分という抜群のアクセスを誇る熱海温泉です。LCCではなく鉄道アクセスが中心となりますが、格安航空券利用で静岡空港から東京方面に戻るルートと組み合わせることで、周遊型旅行の一部としても活用できます。

熱海は「昭和レトロな温泉街」として再評価されており、昔ながらの旅館や温泉宿に加えて、近年ではおしゃれなカフェやリノベーションホテルも増加中。若い世代からシニアまで、幅広い層に支持されています。

街全体がコンパクトで歩きやすく、海と山がすぐそこにある地形も魅力。
目の前に広がる相模湾を眺めながらの露天風呂や、商店街での食べ歩きなど、のんびり楽しむ旅にぴったりです。

宿泊費はやや高めの印象もありますが、素泊まりや平日プランを活用すれば1泊5,000円前後から宿泊可能な施設も。
特に金曜夜の仕事終わりから出発する「弾丸温泉旅」にも適しており、都心から気軽にアクセスできるのは大きなメリットです。

また、羽田や成田発のLCCを利用して地方から東京に来た人にとって、「帰る前に1泊だけ熱海で癒される」という選択肢もアリ。
飛行機旅との組み合わせ次第で、“近いのに非日常”な体験が気軽に手に入ります。

まとめ|LCCで広がる温泉旅の選択肢

ここまで、格安航空券を使って行けるコスパ抜群の温泉地を5か所ご紹介してきました。
登別、別府、指宿、道後、熱海——どれも魅力的で、それぞれに異なる楽しみ方があります。

「温泉は高い」「遠い」「特別なときに行くもの」と思っていた方にこそ、LCCと組み合わせた温泉旅の手軽さと自由度を体感してほしいです。
うまくスケジュールと予算を組めば、1泊2日でも十分に満足できる旅が実現できますし、なにより“普段行けない場所へ手が届く”感覚は格別です。

今回ご紹介した温泉地は、LCCの発着空港からアクセスしやすく、宿泊費や入浴料金も比較的リーズナブル。
しかもどの温泉も歴史や泉質に定評があり、「安くてもちゃんと癒されたい」というニーズにしっかり応えてくれます。

旅はもっと自由でいい。
飛行機をうまく活用すれば、あなたの休日はもっと深く、もっと気持ちよくなるはずです。

次の週末、あなたも格安航空券でふらっと“湯けむりの旅”に出かけてみませんか?